積立投資の鉄則!積立投資は早く始めたやつに勝てない!?を体験!
早く始める投資、遅れて始める投資をシミュレーションすると?
価格が変動する商品を、Aさんは1年に1万円ずつ20年間購入します。一方、Bさんは10年後に遅れを取り戻そうと2万円ずつ10年間購入します。
2人とも総額20万円を投資するので、投資額はどちらも同じ場合、どちらの成績がいいでしょう?価格と口数(1万円で購入できるその商品の数)、成績を見てみましょう。
あなただったらは、投資の開始はいつがいいと思いますか?
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シミュレーターの見方
商品1の場合…
まずは、商品1の価格の推移を見てみましょう。Aさんは1年目から購入し、Bさんは10年目から購入します。11年目からは同じ商品を買っているので、価格の推移は同じです。開始初期は100を切っていますが、全体的に価格は上昇していますね。
口数を見ると、BさんはAさんに追いつこうと2倍買っていますから、口数も2倍になります。
口数合計は、それぞれの口数の累計ですので、早く始めたAさんがBさんより20年目には25%多くなりました。
最終的な成績では、Aさんは累計投資よりも高く、Bさんよりもいい成績となりました。Bさんは、2倍のコストをかけて追いつこうとしたのですが、間に合いませんでした。早く始めた効果が出ましたね。
商品2の場合…
商品2の価格は、だいぶデコボコしていますね。価格の上下が激しい場合どうなるのでしょうか?
口数は11年目から2倍の差があります。価格が下がったときは、量が多く買えるので、2倍の量を買えるBさんが差を出していますね。
口数合計を見ると、15年目からBさんがAさんを抜きました。20年目までそのまま差を拡げましたね。
そして、成績も16年目でBさんが追い抜いています。結果的に、この商品では、遅く始めても時期によっては、2倍の量を買うことで、いい成績となることがわかります。
まとめ
いかがだったでしょうか?積立投資では、たびたび遅く始めた人は、早く始めた人に勝てないと言われます。商品によっては、遅く始めてもいい成績となることがあるかもしれないことがわかりました。ただ、2倍のコストをかけて勝負に出るよりは、早く初めて低リスクで成果を期待したほうが、気持ちも楽ですよね。ドルコスト平均法を使った、リスクを抑えて長く積み立てる積立投資の方が、メンタル面でもいいのかなと思います。