積立投資の鉄則!ドルコスト平均法で積立投資を体験!
投資するべき商品はどれかな?
価格が変動する6つの商品を、1年に1万円ずつ購入します。年度終わりにその年の価格が決定します。
これを5年区切りで、価格と口数(1万円で購入できるその商品の数)、成績を見てみましょう。
あなただったらは、どの商品を買いたいと思いますか?
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シミュレーターの見方
5年で見ると…
まずは、5年間の価格の推移を見てみましょう。それぞれ6つの商品の価格が年度ごとに上下しています。5年後には、紫が一番高く、緑が一番低い結果となっています。
では、成績を見てみましょう。5年後の結果は、黒がダントツの利益を出しています。1年に1万円を5年間続けて合計5万円を投資していますので、約14.6万円-5万円で、約9.6万円の利益が出たことになります。一方、緑は約4.8万円ですので、2000円ほど損していますね。その他はそこまで差が出ていませんので、時を進めてみましょう。
15年で見ると…
15年経過したらどうなるでしょうか?15年後の価格は、黒、黄色、紫の順で価格が高くなりました。赤と緑の低調ぶりが目立ちますね。
成績を見ると、やはり黒がダントツの利益を出していて、その次は赤、紫の順ですね。緑はかなりの損失を出しています。価格をもう一度見てください。赤の価格は低調だったのに、成績で見ると2番目の利益を出しています。
これは、なぜでしょうか?口数合計を見てみましょう。
口数合計は、それぞれの商品がその時の価格で購入できた購入口数の合計です。緑と赤が多く買えていることがわかります。価格が低くても購入口数が多いことで利益が出るという例になります。
20年で見ると…
さて、20年経過すると、また様相が変わります。価格順は、あいかわらず黒がダントツのトップで、黃、紫と続きます。赤と緑は低調が続いています。
口数合計は、やはり緑、赤が大量に購入できています。
最終的な成績は、緑、赤の成績が上位に来ました。ずっと価格、成績がダントツだった黒を抜いています。また、累計投資をすべての商品が上回っています。20年経ってみるとすべての商品が元本割れがなく終えられたと言えます。
もう一度、価格を見てみましょう。先程の成績で、緑、赤が上位に来た理由は、19年目、20年目の価格が上昇したことが要因としてあります。ただし18年目を見ると、元本割れしています。ここで売却をしてしまうと投資として失敗してしまうかもしれません。売却時の価格が上昇しているかがポイントとなります。また、価格の上下があまり大きくなかった青は、利益も大きくありませんでした。ローリスク・ローリターンと言えます。
まとめ
いかがだったでしょうか?価格の上下する商品を、一定の金額を定期的に継続して購入する積立手法を、ドルコスト平均法と言います。最終的な投資の成果は、「最終価格×購入口数」で決まります。長期的な積立投資には、積立てているときの価格も大事ですが、購入口数も重要なファクターになります。注意したいこととして、積立投資中に価格が下落したときに、あわてて解約や売却をしないことです。ぜひ、ドルコスト平均法を使って安全で安定した積立投資を目指しましょう!